堅苦しく言うと「金銭上の利益のためでなく、無線技術に対する個人的な興味により行う、自己訓練や技術研究のための無線通信」と定義されていますが、平たく言うと「趣味で行う無線通信」であり、HAM(ハム)とも呼ばれています。スマホなどの携帯電話が普及している現在では必要無いのではと思われるかも知れませんが、アマチュア無線と携帯電話は全く異なります。主な相違点は・・
- 携帯電話は基地局が無いと使えませんが、アマチュア無線では相手と直接通信可能
- 遠く離れた地球の裏側や場合によっては月まで電波を飛ばすことも可能
- 世界共通のモールス符号により相手の言語を覚えなくても世界中の人と交信可能
- 災害時に携帯電話が使えなくなってもバッテリーさえあれば交信可能
ちなみに、アマチュア無線は資格(免許)が必要です。車の運転免許証に相当するものが「無線従事者免許証」であり、これは取得すると一生有効です。それともうひとつ車の車検に相当するものが「無線局免許状」であり、使用する無線機を登録するもので有効期間は5年です。無線従事者免許証は資格によって4級から1級までの4段階あり、1級は難易度が高いですが4級は小学生でも取得可能のようです。
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