周波数の高い高周波エネルギーを電波として空中に送ったり、逆に空中の電波を受信するためのもので、日本語では「空中線」と呼ばれます。アンテナはその周波数が高くなるほど小さく(短く)なるのが一般的で、現在のスマホなどはアンテナが無いように見えますが、高い周波数を使っていることから超小型のアンテナが内部に組み込まれているようです。
日常生活で良く見かけるアンテナは、車載用無線機で使われている「ホイップアンテナ」やTVなどで使われている「八木アンテナ」でしょうか。
※ Antenna の本来の意味は「昆虫の触角」を意味しているようで、Ant(アリ)に関係しているのかも知れませんね。
※ 八木アンテナは現在の東北大学に在籍していた八木(教授)と宇田(講師)の共同で研究されたものとされていますが、実際の研究は宇田氏主導で実施されていたにもかかわらず、特許出願は八木氏の単独名で行ったことから八木アンテナという名称で呼ばれるようになりました。しかし近年になって宇田氏の功績も称えるべきとの流れから学術書などでは「八木・宇田アンテナ」に変更されているようです。宇田氏本人は「宇田・八木アンテナ」が正しいと言っていたようですが・・・。
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